都道府県別 平均賃金・勤続年数データ一覧【令和7年 賃金構造基本統計調査】
「この給料は安いのか、それとも自分の感覚がおかしいのか」——辞めるかどうかを考えるとき、比べる相手になる数字があります。厚生労働省が毎年行う賃金構造基本統計調査から、最新の**令和7年(2025年)**分を47都道府県すべて表にしました。
先に全国の数字(令和7年)
| 項目 | 男女計 | 男 | 女 |
|---|---|---|---|
| きまって支給する現金給与額(月) | 370.5千円 | 410千円 | 304.7千円 |
| 平均勤続年数 | 12.7年 | 14.2年 | 10.4年 |
| 平均年齢 | 44.4歳 | — | — |
| 年間賞与その他特別給与額 | 1009.6千円 | — | — |
男女差は月105.3千円。平均勤続年数は12.7年で、「10年以上同じ会社にいるのが普通」という感覚は、数字の上では平均的です。
表:都道府県別 賃金(千円/月)と平均勤続年数(年)
きまって支給する現金給与額。賞与は含みません。「男女差」は男−女。
| 都道府県 | 賃金(男女計) | 男 | 女 | 男女差 | 平均勤続年数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 全国 | 370.5 | 410 | 304.7 | 105.3 | 12.7 |
| 北海道 | 322.8 | 357.6 | 271.5 | 86.1 | 12 |
| 青森 | 282.4 | 314.5 | 240.5 | 74.0 | 13.3 |
| 岩手 | 301.1 | 328.7 | 255.6 | 73.1 | 13.2 |
| 宮城 | 342.3 | 384.4 | 274.3 | 110.1 | 13 |
| 秋田 | 294.8 | 322.6 | 253.8 | 68.8 | 14 |
| 山形 | 293.5 | 328.8 | 247.9 | 80.9 | 13.6 |
| 福島 | 318.4 | 355 | 258.4 | 96.6 | 12.9 |
| 茨城 | 362.3 | 400.6 | 289.1 | 111.5 | 13.3 |
| 栃木 | 350.8 | 387.1 | 283.3 | 103.8 | 12.8 |
| 群馬 | 338.6 | 370.6 | 278.2 | 92.4 | 13.2 |
| 埼玉 | 357 | 392 | 295 | 97 | 12.8 |
| 千葉 | 371.4 | 409.8 | 306.1 | 103.7 | 12.9 |
| 東京 | 448.5 | 493.1 | 373.8 | 119.3 | 12.6 |
| 神奈川 | 402.9 | 448 | 327.3 | 120.7 | 12.4 |
| 新潟 | 316.7 | 349.8 | 264 | 85.8 | 14.2 |
| 富山 | 329.7 | 365.9 | 268.9 | 97.0 | 13.7 |
| 石川 | 331.7 | 371.5 | 270.1 | 101.4 | 13 |
| 福井 | 326.4 | 367.9 | 265.4 | 102.5 | 13.7 |
| 山梨 | 348.2 | 385.6 | 284.4 | 101.2 | 12.9 |
| 長野 | 334.8 | 369.4 | 276.4 | 93.0 | 13.4 |
| 岐阜 | 340.1 | 378.5 | 269 | 109.5 | 13.5 |
| 静岡 | 345.8 | 385.9 | 277.5 | 108.4 | 12.9 |
| 愛知 | 380.4 | 415.6 | 301.3 | 114.3 | 13.4 |
| 三重 | 356.9 | 399.5 | 279.8 | 119.7 | 13.7 |
| 滋賀 | 362.1 | 395.3 | 298.7 | 96.6 | 13.2 |
| 京都 | 366.8 | 406.8 | 306.6 | 100.2 | 12.4 |
| 大阪 | 376.5 | 413.2 | 318.2 | 95.0 | 12 |
| 兵庫 | 369.1 | 408.9 | 297.8 | 111.1 | 12.9 |
| 奈良 | 350.6 | 382.8 | 303.2 | 79.6 | 11.6 |
| 和歌山 | 329.5 | 367.9 | 267.3 | 100.6 | 12.9 |
| 鳥取 | 299.1 | 324.3 | 264.5 | 59.8 | 13.6 |
| 島根 | 311.7 | 343 | 265.7 | 77.3 | 13.3 |
| 岡山 | 332.2 | 370.3 | 273.7 | 96.6 | 12.3 |
| 広島 | 351.9 | 391.8 | 281.7 | 110.1 | 12.9 |
| 山口 | 338.9 | 374.7 | 272.3 | 102.4 | 13.5 |
| 徳島 | 327.9 | 368.6 | 278 | 90.6 | 13.7 |
| 香川 | 340.2 | 376.4 | 281.8 | 94.6 | 13.2 |
| 愛媛 | 316.8 | 354 | 257 | 97 | 13.1 |
| 高知 | 306.7 | 342.7 | 267.5 | 75.2 | 13 |
| 福岡 | 342.7 | 383.5 | 280.7 | 102.8 | 12 |
| 佐賀 | 305.8 | 341.4 | 257.7 | 83.7 | 13 |
| 長崎 | 308.1 | 344.8 | 261.4 | 83.4 | 12 |
| 熊本 | 317.1 | 352 | 263.9 | 88.1 | 12.5 |
| 大分 | 318.5 | 358.3 | 264.6 | 93.7 | 12.3 |
| 宮崎 | 287.6 | 322.3 | 247.9 | 74.4 | 11.9 |
| 鹿児島 | 313.1 | 346 | 265.1 | 80.9 | 12.3 |
| 沖縄 | 294.8 | 317.7 | 266.3 | 51.4 | 10.3 |
賃金が高い5都府県
- 東京 448.5千円
- 神奈川 402.9千円
- 愛知 380.4千円
- 大阪 376.5千円
- 千葉 371.4千円
賃金が低い5県
- 青森 282.4千円
- 宮崎 287.6千円
- 山形 293.5千円
- 秋田 294.8千円
- 沖縄 294.8千円
平均勤続年数が長い5県
- 新潟 14.2年
- 秋田 14年
- 富山 13.7年
- 福井 13.7年
- 三重 13.7年
平均勤続年数が短い5県
- 沖縄 10.3年
- 奈良 11.6年
- 宮崎 11.9年
- 北海道 12年
- 大阪 12年
勤続年数が短い県は、転職が珍しくない地域とも読めます。ただし産業構成(観光・サービス業が多いか、製造業が多いか)の影響が大きいので、「辞めやすさ」と直結させるのは早計です。
この数字を読むときの注意
- 賞与は含まれていません。 「きまって支給する現金給与額」は毎月支給される分だけで、残業代・手当は含みますが、ボーナスは別欄(年間賞与その他特別給与額)です。
- 税・社会保険料を引く前の金額です。手取りではありません。
- 産業・職種・企業規模を均した平均です。同じ県でも職種が違えば水準は大きく変わります。自分の給料と比べるなら、同じ県・同じ職種で見ないと意味がありません。
- 都道府県は勤務地で分類されています。居住地ではありません。
- 数値は公表値をそのまま使っています。男女差は公表値どうしの引き算です。
数字を見たあとに
給料が理由で辞めることを考えているなら、転職した人が前職を辞めた理由のデータもあわせて見てください。男性の1位が「給料等収入が少なかった」で、同じ理由で動いている人がどのくらいいるかが分かります。
辞め方そのもので迷っている場合は、退職代行サービスの選び方に運営元(弁護士・労働組合・民間)の違いを、料金の相場に費用感をまとめています。
出典・引用について
- 出典:厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」都道府県別参考表1「性、都道府県別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」
- この表は、出典を明記していただければ引用自由です。 引用の際は、厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」と、このページのURLを併記してください。
- 当サイトが加工したのは男女差の算出のみで、各数値は公表値そのままです。
よくある質問
このデータの出典は?
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」の都道府県別参考表1「性、都道府県別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」です。当サイトで加工したのは男女差の算出のみで、各数値は公表値そのままです。
「きまって支給する現金給与額」とは?
毎月きまって支給される給与のことで、基本給に加えて残業代や各種手当を含み、税・社会保険料を引く前の金額です。賞与(ボーナス)は含みません。
自分の給料が平均より低いと転職したほうがいい?
この表だけでは判断できません。産業・職種・企業規模・年齢によって水準は大きく変わり、都道府県平均はそれらを均した数字だからです。同じ県の同じ職種で比べないと意味がありません。
自分のブログや資料に引用してもいい?
はい。出典として厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」と、このページのURLを明記してください。表の一部を切り出して使う場合も同様です。